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::::: 「死を望む木立ち」

わたくしは、一本の 木である
ただ そこに、まっすぐに立っているだけ の、木である
時々と、風にゆれたりもする
雨に唯、流れ落ちられたりもする、
わたくしは 一本の 木である
ごつごつとした肌を、纏っているだけの
時々に、緑繁らせたりもする
冬に唯、寒さの象徴になりもする

 何ゆえに、
 動かぬ
 何ゆえに、
 動けぬ

なにゆえ、だれも、 うごかさぬ
早く、はやく、
切りたおして
はやく、早く、
切りたおしてくれ はやく!

ああ、木立たちよ
我も我もと、叫ぶがよい
枯れてしまう前にはやく
古木となり、もはや芽も吹かぬ、
動けぬわたくしを、はやく と。

作)2008年1月22日:::2008年3月2日(改

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